むつう整体も91年にスタートして、18年目になります。相当数のレントゲン写真を撮って、再現性がしっかり確認できたので、注目も高まってきていますね。骨が正常位置に戻るので、骨と骨に挟まっていた神経が開放されることで、発熱などが起きるんですよ。神経がきちんと機能するために、人によっては一時的に痛みが増幅することもあります。その人の中にある「イネイト」が、正常に動き始めると、骨も正常な位置に戻る、それだけでそんな変化が起きるんですね。
質問 : 「イネイト」というのは何なのですか。
「生命力」そのものですね。「イネイト・インテリジェンス」といって、「ユニバーサル・インテリジェンス(大宇宙の叡智)」と対となる“小宇宙の叡智”というのでしょうか。「インネイチャー(内なる自然)」も語源になっていると思います。全ての人に内在している、奇跡的な力です。どんな条件が揃っても、この力がないと私たちは生命として存在できません。これが正常に働いていれば、自分の体を健康に保っていくことができます。
この働きを邪魔している要因を取り除き、イネイトのエネルギーを近くに置けば、体内のイネイトがそれに共振して活発になり、結果的に骨などが正常位置に戻って、不調が整っていく。これがむつう整体です。このイネイト理論は、カイロプラクティックの創始者D・Dパーマーの理論を、息子のB・Jパーマーがさらに深めるうちに見つけたものです。

質問 : そういえば、木村先生は、カイロも素晴らしい腕前でいらしたとか。そもそも、なぜ今の治療をされているのですか?
木村先生
健康器具の訪問販売で、盲目の鍼灸師の方と親しくなりましてね。治療用の鍼を一本だけもらったんです。その鍼を、家族や友人に打ってみたら、評判が良くてね。なぜか鍼を持つと、考えるより前に勝手に手が動いて、どこにどのくらいの深さまで打つのかなど、全てわかるんです。しかもみんなラクになったと喜ぶもんだから、とうとう開業してしまったんですよ。資格を取りに行った学校でも、「どこでそんな名人芸を習ったんだ」と驚かれましたね。噂が噂を呼び、1日に100人を超える人を治していました。
質問 : たった一本の鍼でですか?
はい。鍼を一本置いて。絆創膏で固定していけば、ヒザでもコシでも耳鳴りでも、全部解消するという場所を発見したのでね。余計に話題になって、ついには年商一億を超えてしまいました。
質問 : そんなに評判が良かったのに、どうして鍼を止めてしまわれたのですか?
治ったはずの患者さんが、しばらくするとまたやってくるのに気が付いたんです。ヒザが痛くて訪ねてきたお蕎麦屋さんが、うちへきて正座ができるようになったと喜んで帰っていかれたんですが、また「ずっと来なかったら、また痛くなってきちゃった」と戻ってくるんです。そのうち、その人の顔色が悪くなっていって。最終的にガンで亡くなってしまいました。
私のしていることでは、患者さんの命を太らせることができない。これではただの修繕屋ではないか?と自問しました。このときに、患者さんの痛みを取ることでなく、生命力を太くしていくことを模索しました。
自分の求める治療法を捜して、ありとあらゆると言ってよい程、様々な技法・療法を学び歩きました。しかし答えとなるものは見つかりませんでした。それが30歳のときでしょうか、日本にパーマー大学系のカイロプラクティックが入ってきたんです。私も教室に通ってみることにしました。その時、カイロの本質の部分を知って、背骨に電撃が走りました。
質問 : それが「イネイト」の話ですか?
木村先生
そうです。B・J・パーマーは、人体の診断が、いかに難しいかということを知っていました。採血にしても、肌に注射針の先端が当たった瞬間に、その刺激で血液の状態は変わります。研究と観察の末に、パーマーは、その変化しやすい人体の中で不動のものをみつけ、さまざまな不調に共通して、頚椎の一番と二番が動かなくなっていることを発見したんです。人の健康を左右しているのは、この部分のゆがみだと。
実はこのゆがみが脳幹に影響しているんです。イネイトは、脳の中心部で作られて、全身を巡ります。そこは爬虫類の脳といわれ、人間の生命力をつかさどる部分です。これが頚椎の歪みによって上部に圧迫されていけばいくほど、生命力が失われます。私の知る限り、多くの治療が下から上にエネルギーを流してその部分にダメージを与えている。つまり自然治癒力を妨げてしまいます。
パーマーは、この頚椎の一番と二番の調整だけで、イネイトを活発化する治療をはじめ、ついには大統領からも依頼を受けるほどになりました。私はすでに亡き彼の本を辞書片手に訳しつつ、カイロでの治療を始めたんですが、レントゲンもないし、結果がすぐに出るわけでもなく、正直よくわかりませんでした。それで、鍼を持ったときのように、自分の中指を感覚器として頚椎の調整を始めました。
質問 : 始めから、その治療は上手くいったのですか?
それが、これをスタートしたときは、大変でした。ギックリ腰でやっと歩いてきた人が、治療後には一歩も動けなくなったこともありました。鍼を使えば、すぐに歩けるようになるとわかっていたんですが、それをやってしまうと、自分のアイデンティティが壊れてしまう。唇を噛みながら救急車を呼んで、ということが3度も続きました。119へ電話すれば「またあんたか」といわれ、患者さんにはツバを吐きかけられ…。さすがに涙が出てきました。涙にしては重たいなと思って、ふと鏡を見たら、血でした。あまりの悔しさに、毛細血管が破れたんですね。
質問 : 「血の涙」が本当にでるなんて…壮絶な真理探究の道のりですね…。
その時出会うべきものがあったんですよね。3日ほど休んで、本屋さんで治療関係の本を読んでいたとき、たまたま隣が農業のコーナーでね。目に入ったのが、自然農法の提唱者、福岡正信さんの「ワラ一本の革命」でした。
彼は病で死を目前にし、病院を抜け出して、公園で一夜を明かし、朝昇ってくる太陽をみて、良い意味で壊れたんですね。全ては、自然がやってくれている。私たちが良かれと思ってやってきたことは、その自然の力を妨げていたのだと。それで、土すら耕さない、雑草も抜かない、有名な自然農法へたどり着かれたんです。
そこで、私は、やっとB・J・パーマーの言っていたことがわかったのです。自然、大いなる存在が、治してくれるんだと。

そのころから中指もしっかり感覚を持つようになり、中指だけで頚椎部分の調整ができるようになりました。
ところが、やがて私の弟子が入門してきて、同じことをさせるのですが、彼には中指の感覚がないものですから、また救急車騒動です。彼にもできる方法を考えなければならなかったのです。それで、思いついたのが「触ることすらやめればいい」ということでした。
質問 : それで『イフ』に使われる「イネイト」の“周波数”が生まれたのですね。どのようにこれを作られたのですか?
ホメオパシーです。あるものを一滴、スポイトで取って1000倍に希釈して、そこからまた、0.1cc取ってまた薄めて…。希釈しながら、よく振ってを繰り返すんです。そのうち、10の1万何百乗分の一、という位に薄まって、物質としては計測不可能になります。
ところが、逆に物質のエネルギーは高くなってバイブレーションのみが残るのです。数百回に1回ガーンという強い反応が出て、そのビンを近づけただけで、ぐっと姿勢が良くなるのです。しかし、それも作って一時間ほどで蒸発し、単なる水に戻ってしまい、何とか固定できないであろうか?と考えました。
そんなことを課題にしながら秋葉原の電気部品屋さんの中を歩いていると、なぜか気になるエネルギーのものがありましてね。見た目は単なる細い金属なのですが。意識を高め、金属をいろいろにカットしていくうちに、イフの原型が完成していったのです。
質問 : 最近、イフはペットにも多く使われていますが、なぜいいのでしょうか?
木村先生
脳幹が自然治癒力の源であることは、ヒトも動物も変わりありません。動物も怪我や病気になったときには、お薬も使いません。自分の生命力だけで治していくものです。特に、飼い慣らされた動物より、野生動物の自然治癒力はたくましいものを持っています。
飼い犬、飼い猫の病気が最近ヒト同様なのは、まさに生活習慣病がペットにも及んでいる証でしょう。しかし、そんな動物でさえ、脳幹を本来の状態に引き戻してあげるだけで、元気になるものです。これは、ペットの方がストレスや食生活がヒトと比べ、まだマシだからなのかもしれません。
参考図書
ゼロ波動の癒し(KKベストセラーズ ) 木村 仁著
「自然治癒力と波動の最前線」についての注目の書
人間の身体の中には、「イネイト」という大自然が内包されている。宇宙の生命力と同じく、人間の持つ自然の生命力、それがイネイトだ。イネイトの流れが充分であれば、自然治癒力は活性化し、健康でいられる。気持ちの持ち方まで明るくなる。そして、人生に対して積極的になっていくのである。
※むつう整体院によって証明された、自然治癒力全般に触れた、 主に人間の健康についての内容になります。
INDEX
はじめに 0の波動と共鳴する豊かな人生へ
第 1 章 生命力を高める内なる自然「イネイト」の力
第 2 章 健康と活力の源は自分の内にある
第 3 章 “0の波動”が自然治癒力を活性化させる
第 4 章 “0波動”と共鳴する生き方で可能性を開く
第 5 章 波動を高める30の方法