犬の病気 猫の病気大変ご無沙汰してました。目黒区の◯◯です。いつも注文の配送ありがとうございます。最近は自分のクリニックの患者さん自身用に、はたまた患者さんのワンちゃん用にとまるでピースカンパニーさんの代理店かのようにイフを注文しまくってました。

が、頭の中の整理がついたので電話では藤井さんにお話していたアル(ロングコートチワワ、オス、2歳)の2度目の奇跡について詳しくお話したいと思います。他の皆様にとっても非常に役立つ話だとも思いますので、超長文になりますがどうか読んで下さい。

さて、既出のプログにもあるように脊髄空洞症を克服し、今年に入ってからアルは、ずーっと元気一杯でした。ドッグランデビューし他のワンちゃんと楽しそうに走り回る姿を見て思わずが出てしまったこともありました。ところが7月に再び異変が起きたのです。残っていた4本の乳犬歯のうちの1本がぐらぐらし始めたのが全ての始まりでした。

そこが痛いためか日課だった歯磨きを異常に嫌がるようになり、同時に非常に反抗的な態度が多くなりました。このままではいけないと思いかかりつけの病院で抜歯してもらいことになりました。全身麻酔のためついでに残存乳犬歯すべて抜歯してもらうことにしました。ところがそのうち1本の根っこを折ってしまったらしく、腫れと膿がなかなか引かず、おまけに口角にアザまで作られてしまいました。そこで抗生物質の投与を開始しました。これで全て解決するはずでした...

ところがその後アルの歩き方が次第に変になり、遂には痙攣に近い状態の動きをするようになったのです。まっすぐ立ってることができず後ろにどんどん後退していき、前に進もうとしても進まず足踏みを何度もしている状態が続き、諦めて伏せをしても後ろ足を折りたたむ事ができず、前にピンと伸ばした状態での伏せになってしまうのです。

階段の上り下りも自力でできなくなり、横になっている状態が多くなりました。前回のように痛がったりしないのと食欲は相変わらず旺盛なのが救いでした。ただ明らかに神経系に異常が見られるのです。 そこで判明したのが抗生物質の種類でした。メトロニタゾールという強力な薬が処方されていたのです。

確かに強力で効き目がある薬なのですが、それ故に禁忌症も幅広く、特に脳脊髄系に既往歴や問題が疑われる症例には絶対禁忌なのです。副作用として全身の痙攣や四肢の麻痺があるということです。ということはアルの脊髄空洞症の既往と現在の症状と完全に一致するのです。

かかりつけ病院で、しかもそこの紹介で院長の出身大学でしかも同僚(今でも一緒に飲みに行く仲)の先生に大学病院で検査してもらったわけで、結果と写真もかかりつけ病院に届いていたので当然カルテに記載されているわけです。それならばアルには別の種類の抗生物質が処方されて然るべきであります。そもそも根っこを折らなければ抗生物質など必要なかったのです。

我々歯科医師でも稀にメトロニタゾールを使用することがあるので最初疑問を持ったのですが、そこで投薬する前に自分でも慎重にもっと調べればよかったと後悔しています。自戒も込めて。口角に抜歯の際つけられたアザといい10年以上経験のある獣医師としては未熟以外の何物でもありません。しかも子供の歯の治療と違い相手は全身麻酔で眠っている状態なのにです!

ところが先生曰く、当医院では抗生物質の第一選択はメトロニタゾールにすることが多く、先生の出身大学の方針でもあるということを言われたのです。他の病院の先生方に電話して聞いても、大変副作用の強い薬なので第一選択にする事はないというのが全員の一致した見解でした。誠意がないわけではないですが、禁忌症のことも含めて曖昧な説明が多かったのです。

しかも投与した抗生物質が原因の可能性は低く、脊髄空洞症が再発したものではと言うのです!もしそうだとしてもでは再発させた原因は...ここまで読んでくださった皆さんもお分かりの通り、完全なる投薬ミス以外考えられませんか?ちなみにそこの医院は近所で大評判の医院でいつも順番待ちの人気動物病医院です。

このままではどうしようもないので、妻の弟が調べてくれた結果ある有名なカリスマ獣医師の病院に藁をもすがる気持ちで行くことになりました。大学病院で撮したMRI写真も上記の病院からもらって一緒に持っていきました。そこではびっくりするような事実が待っていました。 そこでは持参のMRIを見ても脊髄空洞症の所見は見られないと言うのです。もともとチワワなどの小型犬は脊髄が正常な状態が少なく、MRIで撮するとどうしても、脊髄空洞症という診断名をつけることになってしまうらしいのです。

それよりも一目見て「これは脊椎症だね。うちに来るワンちゃんに非常に多いからすぐ分かるよ。」と診断してくださいました。抗生物質に関してもやはりメトロニタゾールはもっての他で、それよりも1年前の診断の不確かさと全身麻酔時の扱いについて疑問を持たれてました。かかりつけの病院では確かに全身麻酔時の扱いはかなりアバウトな印象を受けました。特に小型犬の脊椎はデリケートなので麻酔吸入の仕方、手術時の体勢の動かし方などは、ガラス細工を扱うかのごとく慎重に繊細に丁寧にしなければならないとのことです。

とどめは「今すぐ死ぬことはないけど、これはかなり難しいよ。手術も不可能だし、ビタミンとATP製剤(神経を活性化させる薬)とステロイドを混ぜた薬を投薬しつづけながら、進行を抑えるしかないよ。ただ良くなる可能性は低い。最悪の場合は、麻痺が進行して呼吸停止も覚悟しなければならないよ。」とお先真っ暗な宣告をされました。 全国から難病のペットが集まってきて、それを治している先生でさえも悲観的な見方をしたものですから、前回以上に悲しい気持ちでした。

1週間経っても、2週間経っても状況に変化ありませんでした。当然イフはつけたままの生活です。痛がらないことと食欲が相変わらず旺盛なのが救いでしたが、1ヶ月経っても大きな変化がなく、徐々にステロイドの配合は減らしてるとはいえ、薬も毎日2回飲みつづけの生活です。さすがに前回のような奇跡はもう起きないのかと諦めかけていたところ、秋の声を聞く9月に入った頃に良い兆しが見え始めたのです!!!

なんとここ2ヶ月横になりっぱなしで全くやっていなかったおもちゃを加えて遊ぶ行為をやり始めたのです!そしておぼつかない足取りながらも階段を自力で昇るようになったのです。それからぐんぐん元気が出て階段を降りることもでき、身体に力がみなぎってきたのです。半年経過した今では薬はもういらないかな?と思いながらもステロイドの成分は微量なので一日1回しか与えてません。寝起きの時少し動きが緩慢ですが、他の犬の飼い主から見てもどこがおかしいのか全く分からないぐらいまで回復しました。

先日久しぶりにカリスマ獣医さんに診て頂いたところ大変びっくりされて「正直言ってここまで良くなると思っていなかった...逆に全く治らないと思っていた。」と告白してくれました。ということは、薬の力もあるけれども根本的にはやはりじっくりとイフの力が効いてきたんだと実感しました。

アルの2度目の奇跡を通じて分かった事は『獣医さん選びは本当に慎重に!』ということです。確かに近所で評判の病院に行くのが安心と思うのが誰もが同じ心理だと思います。でも一番大切なのは、自分の子の波長に合う、抱えている症状に関して抱負な経験のある病院を選ぶことだと分かりました。

思い返せば前医の病院ではアルはぶるぶるいつも震えており、何度通っても一向に慣れる様子はありませんでしたが、カリスマ獣医さんの病院では最初は震えてましたが、徐々に慣れてきて今では自分からドアに向かって入っていく位です。飼い主のインスピレーションも大切ですが、それ以上に人間よりも鋭い我が子のそれを優先してあげることも大切な事だと思いました。

また、獣医さんに心から愛情があふれてるかどうかワンちゃんは見抜けるのだと思います。いくら施設が立派で最新の機器を揃えていても未熟な医者は沢山います。歯医者でも同じです。カリスマ獣医さんが言ってました「いい?大切なのは確かな経験、的確な診断能力、そしてこれが一番大切なこと、動物に対する愛情!」歯科医の自分としても改めて考えさせられました。

産んでなくても可愛い我が子には変わりありません。そんな子の為に少しでも疑問に思ったら徹底的に自分でも調べる事。今は情報が沢山手に入る時代です。そしていろいろな獣医さんにセカンドオピニオンを聞くことです。ここで重要なのはできれば、その獣医さんの紹介ではない先生や違う大学出身の先生に聞くことです。紹介だと前医と同じ見解を出してきます。同じ出身大学だと横のネットワークがあるので否定的な見解は出してこない事が多いです。

また、大学によって神経系が得意だとか、血液系が得意だとかばらつきがあることもあるようです。 検査1つも予防接種1本もワンちゃんにとっては大きなストレスになるのです、フィラリア、狂犬病、ワクチンと1年に3回もやるのです。人間が1年に3回もやりますか?そして人間でも注射に大きなストレスを感じますよね。そして親である人間がいらいらしていたり悪い波動を発すると子供は敏感にそれを感知するのです。

だからこそ、ワンちゃんがストレスをできるだけ感じない病院を選び、そしてストレスを与えない生活を送らせてあげることが、イフの効果をより引き出させるのだと思います。歯科疾患でもストレスが原因でそれを上手くコントロールできないことによって引き起こされる例が非常に多いのです。

今年は暖冬という予想に反して寒い毎日が続いてますが、アルはますます絶好調です。藤井さん、ピースカンパニーの皆さん、そして最後まで読んで下さった皆さん、どうか良いお年をお迎えください。

藤井より

以前、「脊髄空洞症と診断された ちわわ」で報告いただいた飼い主さんからです!「最近は自分のクリニックの患者さん自身用に、はたまた患者さんのワンちゃん用にとまるでピースカンパニーさんの代理店かのようにイフを注文しまくっている(笑)の歯医者さん、アルパパ先生さんからの報告(連載?)です。

読みました。何回も読ませていただきました。アルちゃん、本当に、すばらしい。すごいです。いつのまにか、自然治癒力を身につけていたのですね。たいしたもんです。

病院選びに関しましても、同感です。本当にその通りだと思いました。こうやって、ブログにアルちゃんとアルぱぱさんの紹介ができて光栄です。アルちゃん、アルぱぱ先生、私、スタッフみんなで感動を共有させていただきまして、ありがとうございます。いや〜、うれしいです!読者のみなさんも熟読してみてくださいね!

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