<症状と原因~鼻出血(猫の鼻血)>
出血の原因がケガによるものか、病気なのかを見分ける必要があります。出血の量・期間などである程度の予測をする事ができると思いますのでよく観察してみてください。中には生まれつき鼻の粘膜が弱い猫・鼻血のでやすい猫もいますので、全てが病気や怪我ではないものの、小さな刺激で鼻血がでやすい場合は、他の感染症などにかかりやすい体質とも言えますので注意が必要です。
外的要因短期間・短時間・大量出血が多い
猫同士の喧嘩や事故などによる鼻粘膜の外傷・肺の損傷 ストレス 熱中症
病気長期間・長時間・少量出血が多い
鼻炎の悪化 副鼻腔炎 血液の病気 病気感染症 腫瘍 歯の疾患
<対策・治療方法~鼻出血(猫の鼻血)>
原因によって異なりますが、鼻を軽く打ったりして出た少量の花血でしたら、安静にしていればほおっておいておいてもほとんどはすぐに止まります。猫の鼻血は人の鼻血のように鼻腔に綿を詰めたりして止血できませんし、綿棒などを使うのはかえって危険ですので、出血が長引くようでしたら、止血剤や他の内科療法が必要ですので獣医さんの診断をうけてください。
家庭では、なるべく頭を動かさないように安静にして、鼻腔をこまめに吹いて呼吸が苦しくならないように注意してください。