犬の病気、猫の病気で悩んでいる飼い主さんへ
健康について「100%」とか「絶対に」と断言することは出来ません。あるのは「可能性」だけ。 私たちはその「可能性」を信じて下さる方に、ご相談や返品保証制度を通じ、できる限りの 応援と祈りを込めてお手伝いさせていただきます。

犬や猫の自然治癒力維持原動力に 第1位 ヒト用 ペット(犬・猫)用 脳幹活性ペンダント イフ 犬や猫の体を水素でいっぱいに 第2位 ヒト用 ペット(犬・猫)用 H4O水素水 犬や猫の体の中で微生物が生きる酵素 第3位 ヒト用 ペット(犬・猫)用 酵素乃泉 犬や猫のペットケア用品部分 ヒト用 ペット(犬・猫)用 スキンミスト 犬や猫のペットケア用品部分 ペット(犬・猫)用 マウスクリーン 犬や猫の癌対策に アガリクスの5倍 PICK UP!ペット(犬・猫)用 花びらたけ

猫の消化器系の病気一覧

消化器系の疾患を患うと、下痢や嘔吐、便秘などが起こり、痛みを伴う疾患もあります。消化・吸収力が著しく落ち、体力の低下に繋がります。原因として寄生虫やウイルス・細菌感染がありますが、これは他の動物からの感染や食物からの感染が主なルートです。

人間がストレスで胃腸を悪くする事があるようにペットもストレスにより胃腸を悪くする事があります。環境の変化などがペットのストレスになります。引越しや新しく飼い始めた。または新しいペットを飼い始めたなどがある場合はストレスの事も考慮して上げてください。

主に消化器と言うと胃腸になりますが消化・吸収に関するものは消化器に分類されます。ですので口・咽頭・食道から肛門までが消化器と分類する事ができます。営養素をとりこめなくなれば栄養失調になり生命の危険もあります。胃腸は悪くなるまでは早く治りにくい器官と言われていますので早めの治療が苦痛を和らげる事になります。

<症状と原因~巨大結腸症>

猫の便秘は、比較的多いです。老齢の猫や衰弱した状態、換毛期の長毛種に見られます。食事や環境の変化によるストレス、誤飲した異物や神経障害も要因となってきます。何度も排便をしようとしますが便は出ない状態が続き、重い便秘の症状が現れます。

先天的な障害が多いと考えられています。巨大結腸症は、長期にわたり便秘の状態が継続してしまい、結腸の弾力性が失われて異常に太くなった状態をいいます。

事故による骨盤狭窄や上皮小体機能亢進症による骨盤発育不全による通過障害からも起こります。続発的巨大結腸症という慢性便秘を起こしてしまいます。

排便姿勢をとっても粘膜・軟便が少しだけ出るだけだったり、下痢と間違えるケースもあります。尿の出ない尿閉との選別が必要となってきます。力んだ時に、嘔吐する時もあります。猫を横に寝かせ腹部を触ると糞塊が触れる事ができます。また、母親のいない子猫では、便が出づらい状態になることがあります。

<対策・治療方法~巨大結腸症>

便の太さが骨盤の広さを超える多く、その場合多量のかん腸液を肛門から結腸内に入れて便を柔らかくした後、おなかの皮膚の上から大きな便の塊を、指を使って少しずつ崩し同時に肛門から指を入れて少しずつ便をかき出します。

母親のいない子猫の便秘は、肛門を刺激してあげれば排便することがあります。

食事管理が大切になってきます。特に食物繊維の多い食事は、便のボリュームを増し、大腸の働きを活発にしてくれます。毛球から起こる便秘には、専用の薬剤が市販されております。子猫にグリセリン系の浣腸は、脱水症状になって危険ですので注意を要します。

<症状と原因~腸閉塞>

腸管内容物が通過障害を起こすことを腸閉塞と呼びます。原因によりまして機械性イレウスと機能性イレウスとに分けられます。機械性イレウスは、骨折・毛糸・ラップなどを飲み込むことによって起こります。機能性イレウスは、細菌性腸炎・ウイルス性腸炎に続発して起こる腸管事態の神経麻痺によると考えられます。

症状は、腸の動きが妨げられて、嘔吐が起こります。閉塞の程度が激しければ、元気消失・食欲低下になります。腹痛・排便の途絶が起こり衰弱が激しくなります。

<対策・治療方法~腸閉塞>

外科的手術によって腸内から異物を除去します。また、閉塞している部分が特定できないときは内科治療を優先する場合がありますが、ほとんどの場合は緊急を要するので開腹手術で体内の状態を確認することが多いです。

<症状と原因~直腸脱>

肛門から腸がはみ出してしまう病気で、脱出した腸は自力ではなかなか戻らず、乾燥し壊死してしまうため、早期の整復処置が必要になります。もし出てしまったときには腸が乾燥しないように湿らせておき、急いで病院に連れて行く必要があります。



<対策・治療方法~直腸脱>


発症してからの時間が短い場合は患部を冷やし、腸を体内の正常な位置に戻してあげます。ただ、再発しそうな時は肛門を一時的に縫合し腸の再脱出を防ぐ必要があります。

<症状と原因~便秘>

便秘は便の回数が減ったり、または排便するのが困難な状況を言います。猫は犬に比べ便秘を起こしやすい動物と言えます。骨盤が狭いためです。高齢の猫は、運動力も低下する為に、腸の運動力も低下し便秘しがちです。しかし高齢ではなく、まだ元気な猫が排便時に 苦しそうに力んでいたら心配です。

便秘を起こす主な病気は猫に多いとされる慢性腎不全や巨大結腸症などが有名です。また子宮がんや脂肪肝・腸閉塞なども多いです。それと意外な所では、毛づくろいで体内に溜まったヘアボールが便秘の原因になっている事もあります。

便が堅い場合は、便を軟らかくするような薬を使うことがあります。力んで出にくい場合は、少量の浣腸を行うこともありますが、出ないのに無理に使うと腸に損傷を起こすこともありますので気をつけてください。

骨折など狭窄がある、神経的な問題、巨大結腸症などの場合は、薬を使っても出にくい場合が多い重症である場合が多いです。この場合は、鎮静、あるいは麻酔をして、直腸から指を入れて糞塊を少しずつ砕きながら除去していきます。

巨大結腸症、骨盤骨の狭窄などの場合には、外科的な処置によって、広がった腸を切除したり、狭くなった骨盤を広くする処置を行い場合もあります。 事故や先天的な問題によって、便意が起こらない猫さんがおりますが、そのような猫さんでは、飼い主さんの手によって、定期的に排便させてあげるようにすると良いと思います。

<対策・治療方法~便秘>

初期の便秘の場合は、繊維質の多い食事を取って、腸を刺激すると改善することもあります。乾燥した食事が多ければ、水分を十分取らせるようにします。便秘が起こるとネコは脱水症状を起こします。その為、点滴や皮下注射によって失われた水分を補給します。また、便をやわらかくする薬などを与えたりします。

普段から便の状態をよく把握している事が病気の早期発見にもつながり大切なことです。

<症状と原因~急性胃腸炎と胃潰瘍>

胃から腸へかけての粘膜の炎症をいいます。ネコ伝染性腸炎ウィルス・コロナウィルスの感染・細菌感染によるケース・原虫性あるいは寄生虫感染・化学薬品の誤飲なども原因の一つです。

肥満細胞腫や肥満細胞血症などの腫瘍の二次病変としても起こり得ます。胃において、粘膜がびらんとしたり、部分欠損の場合を胃潰瘍と呼びます。

症状では、下痢が主体ですが、主に胃や小腸の炎症がある時には嘔吐を伴うことが多いです。急性の病気であるネコ伝染性腸炎では、ショック状態に陥ることがあるので早期の血液検査が必要です。

<対策・治療方法~急性胃腸炎と胃潰瘍>

症状が比較的軽い場合は、内服薬で様子を見る事もあります。ただ、下痢や嘔吐が続いている場合は脱水症状を治療するために水分を点滴や皮下補液で補います。同時に下痢・嘔吐を止めるために内科治療を施します。

最近、子猫の下痢では原虫疾患であるジアルジアの感染が増えているので、子猫が家に来たら健康診断と新鮮便による検便が有効で、予防できるウィルス性の病気もあるのでワクチンの接種が必要になります。

<症状と原因~腸重積>

猫は草を食べて嘔吐したりするので、嘔吐はたいしたことはないと放置しがちです。ただ嘔吐や食欲不振を起こす重大な疾患の一つとして腸重積があります。

腸管腔の中にそれに連なっている腸管の一部が反転してはまり込み、外と中に重曹した腸の状態でこれによって腸管内の内容物が通過できなくなってしまう現象が腸重積となります。

大腸炎などの重い下痢が続いた時や腸が寄生虫に感染したときなどが発症の原因と考えられます。

多くは腸管が肛門側い向かってはまり込むが逆のことも起こります。この腸重積はどこの部位の腸でもおきまして空腸・回腸の辺りに起こります。

腸重積によって腸管内の内容物がその部位を通過できなくなった状態や別のなんらかの原因で腸の通過障害がおきてしまいます。

激しい腹痛にみまわれ、ネコはお腹をかばうような格好をします。その後は水分補給をしなくなり脱水症状に陥ります。何度も排便の仕草を見せますがほとんど便は出ないか、水様性の便しか出てきません。

<対策・治療方法~腸重積>

腸閉塞は緊急疾患です。まず、ネコの脱水状態を軽くするための輸液を行います。その後に腸の外科的整復手術を行います。腸の状態に異常が無ければ腸管を元に戻しただけで終わることもあります。

<症状と原因~慢性胃腸炎>

慢性胃腸炎とは、胃粘膜への刺激が繰り返されたり持続することにより、慢性的に胃が炎症を起こしている状態をいいます。原因としましては、胃粘膜が食物抗原・化学物質・薬物・病原体などに繰り返しさらされることや、アレルギー的な要因が原因となります。

症状としまして嘔吐がみられています。嘔吐は食事とは関係なく起こり、併せて粘膜のびらんや潰瘍が起こってくる場合には、血を吐いてしまったり、黒っぽい便がみられることがあります。

食欲不振・体重減少・腰痛などを起こします。また、毛艶が悪くなったりもします。原因としては毛球病という毛長のネコに見られる病気が誘発する場合があります。

<対策・治療方法~慢性胃腸炎>

対処療法として下痢・嘔吐を緩和させ、病気の根本にあたる原因を治療します。薬によって腸や胃などの毛玉を吐き出させたり、腸内の寄生虫を駆除したりします。食事療法としまして、刺激が少なく炭水化物を多く含む食物を少量ずつ頻回に与えるようにします。

また、制酸薬や制嘔薬、粘膜保護薬を投与したり、抗菌薬や免疫抑制薬を投与する必要が生じる事もあります。

<症状と原因~胃捻転>

緊急の治療が必要となります。胃がねじれてしまい食べ物や水分が動かなくなり、腹部にガスが溜まっていき、ネコは激しい腹痛に襲われます。また、胃捻転の症状の一つには脱水症状も上げられます。急にお腹が膨れて元気が無くなった時には要注意です。

胃の捻転の程度にもよりますが、胃の入り口である噴門と出口である幽門が閉塞するため、一般に食後1~4時間以内で胃内にガスと胃液が充満して腹部が異常に膨満してきます。 猫が吐こうとしても吐物が出ない状態が続いて、呼吸音が荒くなります。

血色を示す口腔粘膜の色調は白く退色してしまい、脈圧が低下するなどショック症状を起こします。放置してしまいますと数時間で死亡してしまう状態になってしまいます。

<対策・治療方法~胃捻転>

胃捻転と診断されたら直ちに緊急の開腹手術を行い、ねじれていた胃を正常な状態に戻してあげます。併行して脱水症状などの内科治療も行います。

診断後は速やかな処置が必要になります。応急的な胃内の減圧処置やショック症状への対処ができ次第、外科手術によって胃のねじれを解消して元の場所に整復・固定を行います。ねじれによる胃のダメージは時間経過と共に取り返しのつかない程の深刻なものとなります。

手術時に捻転の正副とともに胃壁の固定を行い、再発を防ぎます。 再発もよく起こる為、食餌内容や給餌回数など食習慣の工夫が必要になります。給餌回数を日に一度にしないことと、慌てて食べてしまうワンちゃんに関しては少量の食餌を頻回に分けて与えることをお勧めします。

猫の病気をキーワードで検索 :

猫がこんなときに…症状別対応

吐く かゆがる、しきりに体をかく 涙や鼻水、くしゃみが止まらない 毛が抜ける 元気がない
水をたびたび飲む
目にケガをする、目に異常がある
尿が出にくい・尿に異常
便秘、排便のときにりきむ
体温が低下した(低体温症)、凍傷
大量に出血する
よだれ、口から泡をふく
呼吸がおかしい、せきをする
下痢をする、便に異常
けいれん、ひきつけ
歩き方がおかしい、骨折
やせてきた(痩せる)   
発熱する
熱中症、熱射病
頭を強くふる 

猫がこんなときに…病気別対応

鼻、喉
(のど・ノド)
の病気
咽頭炎
鼻炎
鼻出血(鼻血)
副鼻腔炎
腎臓病の病気(腎臓病) 慢性腎不全
急性腎不全
尿毒症
腎炎(糸球体腎炎)
下部尿路症候群水腎症
腎臓の腫瘍
膀胱の腫瘍
膀胱炎
呼吸器系の病気 気管支炎
胸の病気
膿胸〜胸にうみがたまる
横隔膜ヘルニア
肺炎
気胸
胸水
耳の病気(耳病) 耳ダニ症(耳疥癬)
耳血腫(耳介血腫)
中耳炎
外耳炎
肝臓とすい臓の病気(肝臓病) 肝炎と肝硬変
脂肪肝(肝リピドーシス)
胆管肝炎症候群
すい臓炎(すい炎)
生殖器の
病気
子宮ガン(子宮の腫瘍)
子宮蓄膿症
乳腺炎
膣の腫瘍
眼の病気(眼病) まぶたのケガ
瞬膜の露出(突出)
進行性網膜萎縮
脈絡網膜炎
流涙症(涙目)
眼瞼内反症
緑内障
結膜炎
角膜炎
癌・ガン・腫瘍性の病気 リンパ腫(リンパ肉腫)
乳がん(乳腺腫瘍)
皮膚の腫瘍(皮膚ガン)
消化管型リンパ腫
骨髄性腫瘍(真性白血病)
縦隔型リンパ腫
肥満細胞腫
胃の腫瘍
胃と腸の
病気
胃捻転
慢性胃腸炎
腸重積
急性胃腸炎と胃潰瘍
便秘
直腸脱
腸閉塞
巨大結腸症
歯と口腔の病気(歯病・口腔病) 歯周病
口内炎
歯根の吸収
食道の
病気
巨大食道症
食道炎
肛門の
病気
肛門嚢の炎症と膿瘍
心臓の病気(心臓病) 心筋症
先天性の心臓病
怪我・やけど・熱中症等の病気 交通事故によるケガ
ヤケド(やけど、火傷)
熱中症(日射病)
ケガ(外傷)
脱臼
骨折
脳・神経の
先天的異常

マンクスの脊椎異常
小脳の形成不全
肝性脳症
水頭症
糖尿病等・
ホルモン
(内分泌)の病気
糖尿病
甲状腺機能亢進症
(バセドー氏病)
血液の病気(血液病) ヘモバルトネラ症
貧血
溶血性貧血
脳と神経の病気 脳炎・脊髄炎
てんかん発作
頭部のケガ
中毒についての知識 中毒をおこすおもな植物
食べ物や植物による中毒
薬品による中毒
中毒の応急処置


寄生虫の病気(寄生虫病) フィラリア症(犬糸状虫症)
回虫
条虫症
鉤虫症


感染症の病気 ウイルス感染症
(ウイルス性呼吸器感染症)

猫伝染性腸炎
(ネコ汎白血球減少症)

猫エイズ
(猫免疫不全ウイルス感染症)

猫白血病ウイルス感染症
ネコ伝染性腹膜炎

ウイルス以外の感染症
トキソプラズマ症
クリプトコッカス症
猫伝染性貧血(ヘモバルトネラ症)
栄養性の
病気
肥満
黄色脂肪症(イエローファット)
ビタミンB欠乏症
ビタミンB2欠乏症・ビタミンB6欠乏症
ビタミンa欠乏症
ビタミンa過剰症
上皮小体の異常
クル病
皮膚の
病気(皮膚病)
ノミによる皮膚病
(ノミアレルギー)

疥癬(ヒゼンダニ症)
リンクスアカルス・ラボラスキー
ニキビダニ症(毛包虫症)
白癬(皮膚糸状菌症)
ストレスによる脱毛症
対称性の脱毛
食事性アレルギー クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
尾腺炎(スタッドテイル)
肉芽腫(好酸球性肉芽腫症候群)
日光過敏症
ニキビ
ツメダニ症
アナフィラキシーショック
備考 猫に食べさせてはいけない物
量や与え方に注意が必要な物
猫の年齢(おおよその目安です)
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
(歳) 1 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

犬の病気大辞典
犬の病気大辞典

猫の病気大辞典
猫の病気大辞典