<症状と原因~クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)>
皮膚病などでステロイドを毎日のように長期間飲んでいるとなる病気です。皮膚病でよく使うステロイドは副腎皮質ホルモンと呼びます。副腎という分泌腺のホルモンが有する抗炎症作用に狙いをつけて処方されます。
副腎皮質ホルモンは抗炎症作用以外の作用をいくつも有しているので、それらの作用のため膀胱炎に陥りやすいです。
症状は、水を大量に飲み、尿を頻繁に出す・食べ物を異常に多く食る・更には毛包は休止期となり抜け毛が増える・皮膚が薄く弱くなる・皮膚の感染症をかえって起こしやすくなるなど様々な要因が出てきます。
また腹部の膨満により、おなか周りの筋肉が落ちてしまうので外見上は太鼓腹に見えてしまいます。
<対策・治療方法~クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)>
薬の過剰反応によってこの病気が誘発されている場合は副腎皮質ホルモン薬の量を減らすか、与える間隔を空けるかして調節をします。