<症状と原因~犬の体重が太る・痩せる>
体重が増えてきた場合に考えられるのは避妊や去勢によるホルモン異常が原因であることが多いです。その他、食事の与えすぎ、運動不足が大部分を締めます。問題なのは体重が減ってきている場合です。多くの場合、背景に病気発症が見られます。食欲はいつもと変わらないのに、体重だけが減少していく場合がもっとも怖い体重の減り方です。糖尿病や癌、心臓病の可能性があります。また内臓疾患だけでなく、フィラリアなどの寄生虫の可能性もあります。腸に問題がある場合も消化不良・吸収不良を起こし、痩せて生きます。徐々に体重が落ちる場合は、慢性的なものが考えられますが、急激に体重が落ちる場合は大きな病気がある可能性が考えられます。
<考えられる病気~犬の体重が太る・痩せる>
肥満、心臓の病気、胃腸の病気、すい臓の病気、ガン、運動不足、栄養失調、糖尿病、クッシング症候群、内部寄生虫、甲状腺機能低下症、不妊手術
<対策・予防方法~犬の体重が太る・痩せる>
対策・予防方法・・・日頃の運動量が少ない犬に、たくさんの食事与えたことが原因で太ってしまった場合には、食事内容の見直しと適度な運動を行い、適正体重に戻しましょう。逆に、急激に痩せてきた場合、単なる栄養失調が原因になることもありますが、深刻な病気が原因になっている可能性があります。どちらにしても一度診察を受けた方が良いでしょう。