<症状と原因~歩行異常、骨折>
歩行異常の症状として、フラフラして歩く(神経麻痺・脳の障害)、足を引きずって歩く(股関節の異常・骨折・脳の障害)、片足を上げて歩く(骨折・ケガ・脳の障害)足の形がおかしい(股関節の異常・脱臼・くる病)などがあります。また他に、歩く事を嫌がったり、歩くときに痛みを感じていたり、階段の上り下りが嫌がったりというのも異常の症状です。
<考えられる病気~歩行異常、骨折>
ケガ、骨折、脱臼、脳の障害、骨のガン、股関節形成不全、レッグ・パーセス病、ひざの靭帯の断裂、内耳炎、前庭炎<対策・予防方法~歩行異常、骨折>
散歩や運動中に枝やトゲなどが刺さったり、ガラスの破片を踏んで足をケガした場合は異物を取り除き、消毒すれば1~2日で治ることがあります。しかし、傷口が大きかったり、出血が酷いようであれば急いで獣医師に診断してもらいましょう。また外傷がない場合(骨折や脱臼、病気が原因の場合)は緊急事態です。飼い主が治療する事はできないので、直ちに動物病院へ連れて行かなければなりません。また、何か異常が起きた時にすぐに気づけるよう、日頃から普段の立ち姿や歩き方などをちゃんと確認しておきましょう。