<症状と原因~出血している>
出血はその原因により症状が異なります。ケガによるものであればその箇所からの出血になりますが、体内で出血場合は口や鼻から流れ出るか、嘔吐物に混じるか、あるいは便や尿に混じります。<考えられる病気~出血している>
日常のケガ、交通事故によるケガ、異物を呑みこむ、ガン、熱中症、中毒、鼻出血、急性腎炎、急性胃炎、胃潰瘍、出血性胃腸炎、肛門の病気、非尿器の病気、生殖器の病気、発情<出血している時の対策・予防方法~>
出血は、原因が何であれ緊急事態です。まず、どこから出血しているのかを確かめて下さい。出血場所は体の内部と外部に分けることができます。外部の場合は出血した場所をガーゼ等を重ねてしっかり押さえます。致命的な外傷や、体内からの出血の場合は慌てて抱き上げたり動かそうとしたりせずに、安全な場所に移動させて獣医師を呼びましょう。ケガ以外の外部からの出血の原因として、犬が皮膚ガンにかかっている場合があり、ガン病巣から血液やうみのまじった体液が流れ出る事があります。犬は非常にガンになりやすい動物で、とりわけ年をとった犬でのガンはめずらしくありません。日頃から犬の身体にさわり、被毛を逆なでるようにして皮膚に異常がないかどうかをチェックしていれば、ガンがひどくならないうちに発見し早期に獣医師に診断を依頼することができます。